2014年4月26日土曜日

3Dプリント2号3号

こんにちは。
3Dプリント新たに2点挑戦しました。
DMMでの発注です。

また、発注はいつもカラー石膏で発注しているのですが、
そちらの品質がサービス開始当時と比べてかなり向上しているようです。

当初はざらざらとした表面と白っぽい感じが目立ちましたが
今は表面もかなりきれいになり、色も多少濃くなっているように感じました。
質感はというと表面にニスのようなものが塗られており、木とロウの中間のような
さわり心地になりました。いいかんじです。

今回発注した2点











顔がテレビの女の子






勇者ちゃん


●中抜きについて

両方とも背中に穴が開いていますが、こちらはなぜかというと中を抜いて空洞にしています。
これが結構大変な作業なのですが、DMMの石膏カラーは使う素材の量が
値段に直結するため、ざっくりでもいいので中を空洞にすると結構値段が落ちます。
今回の例に当てはめますとこれくらい落ちます。





高さは14センチで中もすべて石膏で埋めると12000円です。高いです。
そこで中抜きを施すと7700円になりました。
そのときは半額セール中でしたので、実質3000円ちょいでした。




中抜きデータはZbrushで製作しました。
ネックな部分はどこかに直径最低1センチ以上の穴が必要な点と
欲張って薄くしすぎると出力可能最低サイズの2mmに触発してしまう点、
キレイな状態のデータから強引に穴を開けるためUVで色を持たせているデータでは
色の保持が難しい点、データに不正が出やすく計画的に進めなければ
データチェックと修正を繰り返す泥沼化の恐れもあります。

私のとったざっくりした手順としては
Cinema4dのブールで中を抜いた状態のローポリデータを別で作ってベースとして、
完成品側のハイポリゴンのディティールををProjectAllで転写するという手順でした。
ディティールは若干つぶれますがそもそも石膏の時点で結構つぶれるので妥協しました。
これで計3回ほど中抜き処理にをしたんですがなかなか手法がまとまらないです。
きっとよりよい方法があると思います。

3Dプリント楽しいですね。
まだまだ挑戦を続けようと思います。
では